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☆2009/7/4更新☆

 衛星から地球を眺める。飛行機から日本列島を見る。衛星からは見えないものが飛行機からだと見える。例えば、道路。ひらたい道がえんえんと続いている。巨視的にみると、道はそのように映る。曲がりくねる道、まっすぐ延びる道、太いのもあるし、狭いのもある。でも、道に違いがあっても、道はあくまで平らだ。

 僕は、道で、歩行訓練をする。道は平たくない。道路は、道の中央が高くなるように設計されている。道路に雨が降ったとき、道路の水が両端に流れるように傾斜がつけてある。僕の歩行訓練の車は足が4つ。だから、道に傾斜があると、訓練道具が傾いてしまって、歩くのに困る。でも、同じ道を使っていると、傾斜が分かるので、戸惑いは少ない。

 道には、工事の跡が残っている。高いところもあるし、低いところもある。デコボコがアチコチに残っている。上がりの坂道もあるし、下りの坂道もある。そうした「情報」を、カラダが覚えているし、アタマが理解している。道を微視的にみると、こんなにも!と驚くほど、起伏に富んでいる。

 巨視的に眺める道と、微視的にみる道は、同じ道だけれど、違って見える。道にデコボコはない。巨視的にみるとその通り。道の中央は盛り上がっている。工事の影響もあって、道はデコボコだらけ。微視的にみるとその通り。どちらも正しい見方だけれども、それだけでは不十分、僕らは二つの見方になれねばならない。

 それにしても、ガタガタ道は何とかならないか。工事の跡が、下手な絆創膏張りのようになっているのが目にとまる。それが偶にだったらまだしも、一般的な道路の姿になっていて、元がどれだったか分からないほどグチャグチャになっている。歩きにくいし、汚い。僕の訓練道具では、超えるのに難儀するようなデコボコも珍しくない。

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