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☆2020/1/15更新☆
昨1月14日の『京都新聞』が、“右半身まひ・井上さん 冊子自費出版/人物通じ 京の歴史語る/故早川一光氏らゆかりの12編”の見出しを立て、“少しずつ書きためた文章を集めた冊子「近代の京都を創った人たち」を手にする井上さん(京都市北区)“のキャプションをつけた記事が載せてくれている。以下は、その全文。
<脳梗塞の後遺症で右半身にまひの残る京都市北区の男性が、冊子「近代の京都を創った人たち」(ウインかもがわ)を自費出版した。「わらじ医者」と呼ばれて親しまれた故早川一光氏ら、自身とゆかりのある人物を巡る12編が京の歴史に新たな光を当てる。/同区のNPO法人「福祉広場」理事の井上吉郎さん(74)。過去に京都市長選に出たこともある井上さんは、2006年に脳梗塞を発症し、外出に車いすが必要になった。左手の人差し指1本でキーボードを打って執筆した。
歯科医でありながら出版業に携わった祖父四方文吉氏から書き起こし、下半身が不自由だった夏目文夫氏、反戦を訴えた早川氏など、井上さんが出会った思い出の人を綴る。冊子の冒頭では「京都というキャンバスで、人生を生き抜いた人の事績を追い、その事績から学ぶべきものをデッサンした」と説明する。/A5判27ページ。2千部発行。1冊110円(税込み)で、購入はinfo@fukushi-hiroba.comへ。5冊から受け付けている。(広瀬一隆)>
Smart Renewal History by The Room
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