編集長の毒吐録
<<前のページ

☆2020/4/11更新☆

≪『入院の記 病室からの風景』(200円)を読んでの感想から【】≫ 厚かましいいお願いですが、5冊以上でお買い求めください。送料・払込代当方負担、冊数と送付先をお知らせください。

目次 <T≪憩室出血≫(11年)/U≪胃ろう造設≫(12年)/V≪目じりの手術≫(13年)/W≪肺炎≫(15年)/X≪尿路結石≫(15年)/Y≪誤嚥性肺炎≫(19年)≫

●「好評 井上吉郎の既刊書」として、『もう一つの明治維新150年』『書評三題話 発達保障・社会保障・安全保障』『近代の京都を創った人たち』とすでに三冊。まだまだ、続編はつづきそうだ。楽しみ、楽しみ

●入院歴だけは私も負けないので、いつかモジロー版「入院の記」を出したいと思った次第

●読みました。最後まで読み通すのは結構つらいものがありました。手術回数も並ではないですね。やはり強靭な精神力の賜と思います。私なんかだったら、どこかでへこたれています。ですので、希望の星になってください

●2006年、脳幹梗塞という病で倒れ九死に一生を得た井上さんは私の友人です。その後14年間、岡山・大坂・京都の8つの病院で21回の入院・手術を受けたというのですから立派な病院評論家です。それはとりもなおさず、いかに病との壮絶な戦いであったかということ、今も続いています。この本では、ある時は、こわい、つらいと告白しながら、しかし、寸暇を惜しんで活字をむさぼり、見舞客とのおしゃべりを楽しむ様子がうかがえます。そして、ついには、結構辛口の社会評論を織りこんだこんな本まで出してしまいました。「オーイ」と呼んだら、すぐそばに来て適切なフオローをしてくださるつれあいさん。入院したら、ナースや、スタッフがこんな甘ったれ、あかんたれをちゃんと見てくれるでしょうか。痛い、つらい、悲しい、怖い、ある時は絶望に打ちひしがれそうな患者を支えてくれるでしょうか。 そんな思いで読みました。これだけの経験を、生身の体で受け、患者の目線で語る「病院評論」はそうざらにあるものではありません。多少の満足・不満足あるいは遠慮は入っているにしても概ね、今の少なくとも京都の病院は、いずれも、「いいね」、「よくやってもらっています」という評価でしょうか。

Smart Renewal History by The Room

閉じる

First drafted 1.5.2001 Copy right(c)福祉広場
このホームページの文章・画像の無断転載は固くお断りします。
Site created by HAL PROMOTIN INC