編集長の毒吐録
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☆2020/4/19更新☆

「求めよ さらば与えられん」。事情は定かではありませんが、基督教の教会の正門が閉まっていました。“コロナ禍”の影響でしょうか。「詳細」は不明です。「祈る」のも、”コロナ禍”に立ち向うとき「有効」かもしれません。コロナウイルスに立ち向う上では「科学」だけが有効ですが、科学に裏付けられた「政治」「政策」も力を発揮します。「無効」なのは、「人気取り政治」であり、「人気取り政策」です。

「コロナ禍」の今こそ、与えられるのを待つのではなく、みずから進んで求める姿勢が大事ではないでしょうか。こんな危機の時代であればこそ、僕らの政策策提起力とそれを実現する「力」が必要とされています。「感染の自己責任化」と「補償なき休業の強制」の押しつけに対して、十分な補償がないことを批判し異議申し立てをすることこそが“コロナ戦争”に勝つ唯一の途です。「自粛強制」と「補償」を一体とした政策こそが、人びとが、勇躍して”コロナ戦争”に加われる途です。「コロナ禍」世界的な広がりは、「安全」と「安全保障」とは何かを問うています。同時に、「連帯」と「希望」が問われています。

「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する傾向があるという事実を十分に自覚して、そして平生からそれに対する防禦策を講じなければならないはずであるのに、それが一向に出来ていないのはどういう訳であるか。その主なる原因は、畢竟そういう天災が極めて稀にしか起らないで、丁度人間が前車の顚覆を忘れた頃にそろそろ後車を引き出すようになるからであろう[」。寺田虎彦の言です。

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