編集長の毒吐録
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☆2020/5/9更新☆


「7日間の本のリレー」❼

大江健三郎の『ヒロシマ・ノート』 (岩波新書)。大学1年生の7月、この本を読んで広島に行こうと思い、8月5日の夜行列車に1人で乗りました。前年の8月、豪雨の中を進む平和行進と集会を、京都で観ていた(参加者ではありません)ことがありますが、そのことも影響したのでしょう。広島から帰って来て染色工場でアルバイトをしてバイト料の全額を広島の原爆記念病院にカンパして9月を迎えました(病院と院長のことは、著者も本書で触れています)。1945年8月18日に生まれた僕は、この年に20歳になりました。僕には、メモリアルな書でした。

Smart Renewal History by The Room

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