編集長の毒吐録
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☆2020/5/13更新☆

祭神は菅原道真(すがわらみちざね)。正式には、「北野天満宮」と言いますが、普通には「北野の天神さん」「天神さん」と呼んでいる人が多いようです。ちなみに僕は「天神さん」言っています。毎月の「天神さん」の日(25日)には、多くの店が出て楽しいものです。70年ほど前、母親に連れられて「お参り」をしてからの付きあいですから、70年程になります。

昨日、「天神さん」に行ったのですが、広い境内はガラガラ、数人の人にあっただけ、働く人の方が多いという状態でした。これまで経験したことがない状態でした。三光門(重要文化財)をくぐると、正面に国宝の「社殿」がありますが、この空間には僕ら2人だけ、こんな光景は見たことがありません。

「天神さん」の東門に、≪心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ≫という道真の歌が書いてありました。心に誠意を持ち、道理にかなった行動をしていれば、ことさらに祈らなくても神は守ってくださるであろう、という意味だそうです。コロナ禍を呪い、「ポストコロナ社会」を、人のいない「天神さん」の広い境内で考えました。

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