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☆2020/10/8更新☆
【『「連れ合い」と「相方」―「介助される側」と「介助する側」』(井上吉郎・池添素、ウインかもがわ<〒602-8119 京都市上京区出水通堀川西入亀屋町 321 TEL075-432-3455 FAX075-882-8053 メール saito@win-k.co.jp>、1200円+税)普及の記❷】 21日に本は完成します!!!チラシは14日に手元に来ます。本を買ってください。チラシの配布にお力添えを!本の「目次」です。
≪序章 「非障害者」の60年/第1章 脳幹梗塞で倒れる/第2章 自死を図った/第3章 セカンドオピニオンをとる/第4章 京都の2つの病院/第5章 15ゕ月ぶりのわが家/第6章 飛行機に乗って、2つの旅 @韓国への旅A沖縄への旅/第7章 社会との接点愛を求めて@きょうされんの研修会に参加A佛教大学で講義するB京都市長選挙で中村和雄さんを推した➃「いこいの村」に行くD裁判の原告になるE障害者の施策をめぐって➆2016年の参院選の「分析」に挑戦したG人びとの憲法/第8章 津久井やまゆり園事件 @事件を貫く「優性思想」の考えA事件の背景に自己責任論/第9章 「無言宣伝」への参画/終章 胃ろうで「食べる」≫
倒れる1週間前、孫と海水浴に行きました。その時の記録です。 <2日間の夏休みが終わった。先日、9歳児と二人、日本海に行って来た。夏に天橋立に遊ぶことがこの何年かの習わしになった。同じ時期同じ場所に行っていると、お互いの変化が分かる◆プールでは我が物顔、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、クロールをそれぞれ100メートル泳ぐことは朝飯前と誇らしく語る彼だが、しょっぱくて、波があって、沖をみると果てが見えにくい海、時にはクラゲがふわりふわりと泳いでいる海になると、勢いは衰える◆以前は、あれこれと言い訳がついて、簡単には海に入ろうとしなかった彼だが、今年は自信満々、勢いよく海につっこんで行った。そして沖合に浮かんでいる浮き輪によじ登って何回も飛び込みを繰り返すようになっていた◆温泉に入り、ゲームを楽しみ、野外バーベキューに食らいつき、アッという間に寝てしまった。日常は母との二人暮らしの彼だが、いわゆる子どもらしく育っている姿を実感した。
◆2日目は海釣り、朝5時起床、5時30分には船頭さん操る漁船に乗って沖合に出かけた。この時期の狙いは砂地のキス、リールで20〜30メートル下の底を狙って棹を操る。入れ食い状態、4時間で100匹ほどが釣果、外道にカワハギ、鯛、ベラ、タコなどが数十匹◆餌つけ、針はずしも何とかこなせるようになって、船酔いとも無縁、宿で作ってもらったおむすびをほおばって最後まで勢いは衰えなかった◆他方、この方は、寄る年波に勝てず、元気は元気だけれども、ついて行くのに精一杯、船頭さんに、「元気な息子さんで」と声をかけられたのが望外の喜び。麦酒を昼食時に飲んだら高速道路並に酔いが体中に走った◆釣りのあとの楽しみは魚の調理、2時間ほどかけて200匹近くをさばいて冷凍庫、冷蔵庫、鍋、魚焼き器へ。煮付けたカワハギ、キスの塩焼き、ベラの煮付けと鮮度を堪能した。1年元気で来年も来ようと指切りげんまんの約束>。
しかしながら、その約束は、今も果たせていません。(❸へ続く)
Smart Renewal History by The Room
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