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☆2020/12/26更新☆
【悼】橋本克己さんが亡くなられた。85歳。『文化評論』や『あすの農村』の編集長を務めるなど、「文筆の人」でもあった。橋本さんと西村正昭さん、そして僕の3人で月刊誌の編集を4年間務めた。僕は各地の農村を飛び回ったのだが、いつも僕が出す出張申請書に快くサインをしてくれた。「部下」である僕を信頼し、各地の農民と農村の様子に耳を傾けてくれた。在京中は、用事のない限り、毎晩飲み屋で一献を傾けた。橋本さんとのディスカッションは「僕の大学」だった。彼の知人が所有している神奈川県の海辺のマンションの1室、彼の自宅などでの宿泊編集会議なども印象的だった。
橋本さんは東京都豊島区の区長選挙に2回立候補したことがある。僕も京都市長選挙に立候補したことがある。僕の立候補が早かったこともあって、橋本さんの選挙に応援に行ったことがある。僕は「先輩」として振舞った。「先生」役の僕、「生徒」役の彼、お神酒徳利よろしく振舞う2人だった。
2006年、脳幹梗塞に倒れた僕は、岡山県倉敷市の病院に入院していたのだが、彼は東京からわざわざ来て見舞ってくれた。発病が3ヶ月ほどの時期、遠距離ゆえ、見舞の人がすくなかったがゆえ、彼の来訪は特にうれしく励ましになった。何処で聞いたのかわからなかったが、その声と姿が懐かしかった。「友情」を感じた。
Smart Renewal History by The Room
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