編集長の毒吐録
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☆2021/1/13更新☆

≪読書新世≫❷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・;・;・・・・・・・
 
●『成長から成熟へ―さよなら経済大国』(天野祐吉、集英社新書)は、広告を論じることを作業の対象にし、社会をえぐり歩むべき道を指し示した人の著書。“欲望の廃品化”というべき「富国強兵社会」に著者は異を唱える。
 <100%純粋培養の軍国少年だったぼくは、1945年8月15日を境にアメリカ文化にどっぷり漬けのイカレポンチに変身・・こんなにあっさり、しかもとことんアメリカ化した国も珍しいんじゃないか>
 
<商品の計画的廃品化なしに、経済成長は維持できない。・・それは品質や機能の廃品化から始まる><次はどういう時代が始まるのか。それは「どういう時代が始まるか」ではなく、「どういう時代を始めるのか」ということでしょう><別品。/いいなあ。経済力にせよ軍事力にせよ、日本は1位とか2位とかを争う野暮な国じゃなくていい。「別品」の国でありたいと思うのです>

●『新崎盛暉が説く 構造的沖縄差別』(新崎盛暉、高文研)は、沖縄現代史研究の第一人者が書いた本。沖縄戦後史の概要、戦後の歩みを、米軍基地とのかかわりで描く。沖縄が置かれている位置を理解するための必読書。<何十年も沖縄に居座っている米海兵隊が、戦争の抑止力の役割を果たしてきたことがあっただろうか。・・在沖米軍が、中でも海兵隊が、ベトナム侵攻の拠点として沖縄を使った>

<彼らにとって沖縄返還は、あくまで「戦争によって失われた領土の回復」であって、「異民族軍政下からの同胞の解放」ではなかった><「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外を求める」・・全会一致の県議会決議は・・「小異を残して大同に就く」この決議こそ、戦後沖縄の「島ぐるみ闘争」の伝統を踏まえたオール沖縄体制の真髄>

Smart Renewal History by The Room

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