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☆2021/2/27更新☆
左右に大きく年月を経た樹々がある。それは寒さをものともせず、東西に延びる樹々に囲まれた1本径を、僕は歩く。径は真っ直ぐ、ぶれることはない。径は、過去と現在を結び、未来につながっている。好悪は別にして、過去と現在はそれとして受け入れるしかない。しかしながら、未来は違う。違うからこそ、僕らはよりよき未来を求めてもがき、苦闘する。径の先にどのような未来があるのか、僕らのすべてがそこで問われる。
北から南へ川は流れる。恐らく何百年何千年も、雨水と山の水は流れ続けたのだろう。その川に沿って。径はある。川のドンドンの音が、バックグラウンドミュージックであるかのように身体を覆う。山のある北の方が海に通じる南がわよりも高いから、川の水は、北から南に流れる。自然の摂理だ。逆らうべからず!流れの遅速や方角は調整可能だが、山から海への流れは変えられない。
この川の流れが真っ直ぐなるがゆえに、土手の径も直線、最短距離をとって海をめざす。急ぐという訳ではないが、寄り道をしないでゴールをめざす。いく本もの流れが合流し、大河となって海に流れ込む。径は歩く人を選べない。径は「そこ」にある。選ぶのは、僕らだ。どの径をたどり、誰とどの径を選択するのか。僕らは選ぶことを迫られる。「より良き選択」を選ぶのは僕ら。
Smart Renewal History by The Room
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