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☆2021/4/30更新☆
4月29日の『朝日新聞』の「声」欄に、“進駐軍接収の植物園の思いで”と見出しをつけて拙稿が載っています。
京都市の市街地北部にある京都府立植物園には、樹齢300年近い古木や広い芝生があり、訪れた人の自粛生活で縮こまった心を解き払ってくれる。植物園は1946年から12年間、進駐軍に全面接収され、米軍の家族用住宅が建てられた。このとき多くの樹木が伐採された。小学1年だった52年夏、学校にプールがなかったので、植物園の西側を流れる賀茂川をせき止めて作られたプールのような水たまりで川遊びをしていた。多くの子どもたちで芋の子を洗うようなにぎわいだった。
何げなく植物園を見上げると、数人の水着姿の白い肌の子どもたちが、川遊びをする僕たちの姿を見ていた。川沿いの園内にプールがあったのだろう。川で芋の子を洗うように遊ぶ僕たちと、数人でプールで遊ぶ子どもたち。その対比は今も記憶に残っている。
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