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☆2019/5/3更新☆
【読書雑記534】『ドイツ人学者から見た日本国憲法 憲法と集団安全保障—戦争廃絶に向けた日本の動議』(クラウス・シルヒトマン/著, 渡辺寛爾・倉崎星/訳、本の泉社、1300円+税)。集団安全保障と国際的平和ネットワークの構想は、メダルの裏表、その事業は容易ではないが、本書はこのためのヒントを与えてくれる。
それは、どうすれば実現されるか、その目的達成のために欠くことのできない条件を含めて叙述する。歴史や法律を渉猟する著者は、各国の憲法を読み込むことで、ある確信にたどり着く。本書は、国家憲法における「秩序と正義に基づく国際平和」の基礎に関する規定の、その歴史と継続的な重要性を研究したものである。そして、その帰着点として、日本国憲法の9条を上げる。
<国際的平和ネットワークとしての集団安全保障の構想はいかにして実現され得るか、そしてまた、この目的達成のためには、憲法上欠くことのできない先行条件を含めて、歴史や法律に基づくものは何かというような問いに対する答えを以下の分析から得たいと思う>(「序文」から)
<第1章 第九条/第2章 集団安全保障と憲法上の戦争放棄/第3章 朝鮮戦争、集団安全保障の最初の機会か?/第4章 相互依存の原則/第5章 国際連合集団安全保障―軍国主義排除と武装解除‐東京裁判/第6章 集団安全保障の侵食…最終段階/第7章 イラク/第8章 国家的責任、怠慢と共犯:国際法違反/第9章 可能でも望ましくもないのか?/結論>
Smart Renewal History by The Room
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