編集長の毒吐録
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☆2019/5/22更新☆

初夏。樹々の葉の緑が増し、思春期真っ盛りのような緑色の葉がまぶしい。輝くような葉の緑が、陽の光を浴び、受けとめる。木漏れ日が、道にかげを創るとき、その日影が、少しだけあたたかな陽の光をふせぐ。「青紅葉」というのだろうか、晴れわたる空を背景にそれは映える。「あきらめ」「絶望」とは無縁、「希望」の二文字こそがそこには似合う。

そのみどり葉の後ろに、レンガ造りの学び舎がある。「レンガ色」(もちろん赤色ではないし朱色でもなく、レンガ色という表現こそふさわしい。1880年代の琵琶湖疏水事業以降、京都はレンガで埋めつくされた。これより前、同志社ではレンガを使った建物が造られた。レンガとレンガの色は、「欧米風」を象徴する色だった)と葉の緑色は、「白と黒」のように鮮やかな対比を成している。「青紅葉」のキャンパスに、レンガで学び舎。まなび、語り合うとき、そこから「希望」が生まれる。

♪『樹々の緑(京大反戦自由の歌)』/樹々の緑を 雲すぎて/時計の塔の赤き壁 色あせたれど/屈辱の怒りをこめて/闘いの長き歴史を 刻みゆく/友よ 冷たき牢に耐え/鎖をひきて 突き進む/白き面の美しく/光溢るるを 見よ♪。京大の時計台の塔もレンガ造り、前に大きな樹があり、それが対比を成している。

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