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☆2019/6/19更新☆
≪2019入院の記≫(全5回) ❷入院した病室は6人部屋で、それぞれのベッドはカーテンで仕切られていた。僕のスペースは出入口で、1日中陽の光とは無縁、廊下のざわめきが近くで、ナースステーションも近かった。6人のベッドがカーテンで仕切られているだけなので、他の5人の様子が伝わってくる。少なくても、僕の入院中に居なくなった人は一人、そこに新しい人が入って来た。しかしながら、結局、誰とも顔を合わさなかった。
連れ合いは、朝晩来てくれ話し相手になってくれた。あわせて見舞客もありがたかった。ベッドで寝るか、テレビを見るだけの生活に、10人もの見舞客は「刺激」になった。ある人はお連れ合いと一緒にやって来てくれた。入院中のベッドの上ではあったが、新しい友もできた。無聊を持てあました僕は、頭の中で色々なことを考えたが、それらを見舞客に吐露した。さぞかし迷惑だったとは思うが、それはそれ、病人の『特権』、許してほしい。
色々なことがあって、本を読むことはかなわなかったが、入院後の5日分の新聞を3時間30分かけて読めた。机といすが置いてある空間で誰にも邪魔されることなく、心ゆくまで新聞を、点滴棒なしで読んだ。新聞は限りのあるメディアだが、読みながら、世界と日本に想いを馳せた。狭い病院ではあるが、新聞は考える材料を提供してくれた。(❸に続く)
Smart Renewal History by The Room
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