編集長の毒吐録
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☆2019/7/5更新☆

3週間後の7月26日(金)に、「相模原殺傷事件から3年―なにが問題か?あなたはどうする?」が開かれる。

2016年7月26日、相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で事件は起こった。入所者ら46人を殺傷したとして殺人罪などに問われている植松聖被告の裁判が、20年1月から横浜地裁で開かれる。植松被告は7月26日未明、園に侵入し、職員を縛ったうえで重度障害の入所者を次々に襲って首を刺すなどした。植松は調べに対し、「障害者なんていなくなればいいと思った」などと供述しているという。

事件の背後には、障害者自立支援法を貫く考えがあるだろう(僕は違憲訴訟の原告の一人だった)。「障害自己責任論」を押しつけ、「自己負担」を求める考えは、「役に立つ」ことを求め、「社会に迷惑をかけない」存在を前提にしてきた。

犯行は戦後史を画するような悪質なものにも関わらず、蛮行を糾弾し、犠牲者を悼み、国民に困難を乗り切ろうと呼びかける総理大臣の言明はなかった。さらにいうなら、障害者組織から声明が出されているが、「非障害者団体」からのそれはない。事件が社会のありようにかかわり、社会が暴力で破壊されたにもかかわらず、だ。

「ある社会がその構成員のいくらかの人々を締め出すような場合、それは弱くもろい社会である」(1979年の国連国際障害者年行動計画)と僕は思う。

*名称:相模原殺傷事件から3年―なにが問題か?あなたはどうする?/*日時:2019年7月26日(金)13:30〜16:30(13:15開場)/*場所:ひと・まち交流館京都ホール(河原町正面)/*内容:ミニ講演「相模原殺傷事件が問いかけるもの」隅河内司さん(すみごうちつかさ、元相模原市職員、田園調布学園大学教授)、発言、ミニライブ。映画『夜明け前―呉秀三と精神障害者の100年』(66分、2018年)/*参加:参加自由・無料。手話通訳あり。一緒に考えませんか。

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