ひゅうまん京都:新着情報履歴

<<前のページ
2014/5/19 大物歌手の覚せい剤所持事件が報道され、と同時に50台の薬物依存が増えているとの報道もされた。そこまで生きてきて、薬物で人生棒に振る気持ちは多くの方にはわからないことではないだろうか。

 報道を見ていて、私も拙著で薬物依存を取り上げたことがあることを思い出し、読み直してみた。また手前味噌で恐縮だが『いつからでもやり直せる子育て』に書いている。子どもの事例だが、大人にも十分いえること。

 たぶん、子どもでも大人でも人生の宿題を抱えたまま大きくなってしまい、もっと大きくなろうとしたときに小さいときは親がその役割を果たすけれど、大きくなってしまったら薬物の力が必要になるのかも。

 もちろん親の役割も、親の思うように大きくしようと思ったらそこにも落とし穴があるのですが、大人になってからは本当はもっと大変だから薬物の力が必要になり、弱さと戦えなくなるのではないでしょうか。

 拙著のタイトルを少し変えて『いつからでもやり直せる人生』と言えると思っています。しかし二つそれができないことがあります。それは自死と薬物の場合です。いろんな方に話を聞いて、若者はチャンスがあります。しかしながら50台は厳しい。

 校長先生も看護師さんも歌手も俳優も、ではなく、今薬物依存で悩んでいる方がいたら、すぐに医療機関にかけこみ助けを求めてほしい。家族にいたら世間体などかなぐり捨てて相談に行ってほしい。そうすれば人生やり直せるかもしれない。

 とにかく子どもでも大人でも一人では人生を生きられないし、やり直せない。誰かの力を借りて生きてほしい。

次のページ>>




トップページに戻る

Smart Renewal History by The Room