2014/5/16 | 「ばあば、なんで日本は戦争できる国になったの?」「なんで僕は戦争に行かないといけないの?」「どうして何でも秘密になるの?」「どうしてほかの国に戦争しに出かけるの?」 100年もたっていない日本で、また同じことが始まろうとしています。先に書いたばあばへの質問は、私が小さかった時ずっと聞きたかった質問。「どうして止められなかったの?」「その時どうしてたの」「何していたの」同じことが問われる時が来ました。 新聞の見出しが大幅に変わってきました。この国が戦争できる国に突き進もうとしている見出しが躍ります。きっと孫のしんちゃんはおじいちゃんから「戦争をしないと男じゃないよ」「大きくなったら総理大臣になって戦争できる国に変えなさい」「憲法という厄介なものがあるからまずそこを変えて」とじいちゃんの膝で聞かされていたのでは。 天国にはおじいちゃんだけでなく、過去の戦争で死ななくてもよかった若い人たちがたくさんいるはず。私にはその人たちの声が聞こえます。「もっと生きたかった」と。 自分の目で見た事実、自分の足で歩いた経験、自分の頭で考えた論理、それをベースに深い想像力で、どうすればよいかを判断するとき。そしてたくさんの人と一緒に考える場を作ることが必要ではと今考えている。 |