2014/7/17 | 今月号もすごい!京障連機関誌『ひゅうまん京都』7月号のこと。読者の皆さんにはもうお手元に届いている頃です。 表紙のエッセイから見逃せません。そして「訪問看護の窓から」は、支援をする側の立場から考えさせられる内容。もしも私が患者で、意志の表現がうまくできなかったらどうするだろうか? 「車いす視点から社会を斬る」はおなじみ矢吹文敏さん。「私たちは近いうちに非国民と呼ばれるのだろうか?」と締めくくられた文章の最後。そうはさせぬ決意を込めて次のページへ。 聴覚障害や視覚障害、身体障害の障害別の悩みや困難はそれぞれに違いがあるが、高齢化は障害に関係なくやってくる。65歳問題は避けて通れない大問題。 65歳になったら障害者ではなくなり、これまで利用できていた支援が受けられなくなったり、負担が増えたりととんでもないことばかりおこる。自立支援訴訟の弁護団事務局長の藤岡弁護士が京都で障害者権利条約とにらめっこして話してくれた講演内容はまさに65歳問題。これも必読の価値あり。 日本全国にはたくさんの団体機関誌が存在していると思うが、その中でも胸張って「読ませる機関誌」としての値打ちがあると自負している。 1年間わずか1000円の購読料も安い。まだお読みでない方はぜひ、連絡先は074−465−4310までファックスで住所氏名を送っていただけたら、すぐにお届けします。メールではinfo@fukushi-hiroba.com までお申し込みください。(いけぞえもと) |