ひゅうまん京都:新着情報履歴

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2013/12/31  ちょうど昨年の年末、息子たちが引越してからめっきり孫たちに会う回数が減りました。引っ越す前は、いっしょに買い物に行き、いつも「好きなものなんでも買ってあげるよ」作戦を実験。

 子どもはどれだけ買ってもらえたら満足するのか、年齢によっての変化など、孫たちにとってはうれしい実験台でした。

 長女はほしい物がいっぱい。女の子らしくかわいい系の細かなグッズ。2歳違いの長男は小さいときほしいものがなく、買ってほしいといわない子どもでした。

 12月30日の午後、久しぶりに二人を連れて京都駅付近のイオンモールへ。2年生と年長さんになっている。

 ルールは、@絶対ダメといわないAもういいというまで買うの二つ。子どもたちに言ってはいませんが、私の中のルールで、理由は、子ども自身に買って良いかどうか判断できる力がある、子ども自身で終わりを決める力があるという仮説を証明したいからです。

 これまでは近所のイズミヤでしたが、今回はちょっとバージョンアップ。しかし最初に行った先はヒャッキン。「いくつかっていいの?」と弟が聞いたので、「100個」といいました。お姉ちゃんは「そんなんムリ」というのが解かっているので、鼻で笑っています。

 弟はヒャッキンで3個買って「百個までまだまだやな」と悩んでいます。そのあとはゲームセンターへ。2回ぐらいやれば、ぜったいほしいものが取れないということがわかり、すぐに卒業。

 弟は自動車にのるゲームは「お金入れんといて」と乗るだけで満足。唯一楽しんだのは二人でやるゲーム。

 この時点でおねえちゃんはまだほしい物を買っていません。「アイカツ」というものを今日は狙ってきたみたいです。しかし何のことやら。

 案内のお姉さんにどこにおいてあるかを聞き、次なる場所はトイザラス。ここでやっと「アイカツ」に出会えて、ほんとうにほしいものはなかったのですが、代わる物を二つかって大満足。

 その間に弟はアレコレとほしい物がたくさんあり、大きなものから小さなものまでいろいろ。全部ゲットして大きな紙袋3つを抱えて終了。やっぱりもっと小さいときに買っておかないと、少々値が張る。

 アイスクリームを食べて、次なる目標はバアバの職場でいっぱい遊ぶこと。次への切り替えが難しい弟も、一つずつ納得しているので、めちゃくちゃスムーズ。

 最後はバアバの家から15分ぐらいかかる自宅まで、夜の道を買ってもらったものを抱えて、歩いて帰りました。ちょっと前まで「抱っこ抱っこ」と甘えていたのに、さすがにしっかりしました。

 子どもへの信頼、子どもが感じる安心が子どもを育てます。先日相談に来た小学一年生が、一緒に遊んでいるとき、「お母さんは厳しい、お父さんは怒鳴る、こんな生活もういやや」とレゴを作りながら遠慮がちにつぶやいたことばが耳に残ります。

 今年もたくさんの子どもたちと出会いました。どの子も大切にされる権利があります。大人は子どもに安心をプレゼントする義務があります。明日からの新年が子どもたちが生きやすい一年であるように頑張らなくては。(いけぞえもと)

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