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☆2019/12/15更新☆
京都の五花街(ごかがい)の一つ、七本松(あなたは、これを「しちほんまつ」と読みますか。それとも「ひちほんまつ」ですか?ついでながら、七五三は、「しちごさん」ですか?それとも「ひちごさん」ですか?質屋は「しちや」ですか?「ひちや」ですか?(ちなみに「京都人」の僕は、「ひちほんまつ」「ひちごさん」「ひちや」です)
「京都人」が「ひちほんまつどおり」と呼ぶ七本松通から、電柱と電線がなくなり、空がストレートに見えるようになりました。百年を越える年月、あたかも経済成長の証しであるかのように、電柱と電線が張り巡らされ、人びとの頭上に「君臨」してきました。景観が犠牲にされ、風情の乏しい、殺風景な街となりました。電柱と電線がない街は、「人間の街」として復活したとは言い過ぎでしょうか。
京都でも、いくつかの道路から電柱と電線が取り払われ、地中に埋められるようになりました。「京都らしさ」を取り戻したと言っても過言ではありません。「すっきりした京都」をつくるためのきっかけに、間もなく行われる市長選挙がなること願っています。
Smart Renewal History by The Room
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