編集長の毒吐録
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☆2020/2/9更新☆

北野天満宮の南側にある京都こども文化会館(エンゼルハウス。上京区一条通七本松)を、京都市が手放そうとしている(売り払おうとしている)。土地は京都市のものだからだ(上物は京都府が建設した)。この建物の道路をへだてた西側に本門佛立宗本山宥清寺がある。いわば「府市協調」のシンボルでもあった。「建物が古くなってもうからない」「類似の施設がたくさんある」などの「理由」を、京都府と京都市は、「府市協調」で上げている。

東から、京都こども文化会館、道路(二輪車は通り抜けができるが、自動車はできない)、宥清寺と並んでいる。いま計画されているのは、こども文化会館の本門佛立宗本山宥清寺への売り払いだ。こども文化会館の土地面積は宥清寺の敷地よりも広い(ように見える)。そして、これは想像だが、真ん中に存在する道路を廃道にして、一体化も考えられる。

京都市と宥清寺の「話し合い」がどこまで進んでいるのか(どこまで進んでいないのか)、僕は知らない。進行状況は知らないが、こども文化会館を廃止することに反対だ。ましてや、「類似の施設がたくさんある」と言った「理由」での廃止には反対だ。「文化京都」、あるいは文化庁が移転してくる京都には、「文化施設」がもっと必要だからだ。

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