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☆2021/2/16更新☆
今日2月16日は詩人・ユンドンジュ(1917年〜45。尹東柱)の76回目の命日(27歳で死去)、先日、同志社大学構内にある「尹東柱詩碑」に行ってきました。レンガで出来た建物に囲まれた詩碑です。ユンは1942年に来日、立教大学を経て、同志社大学に入学、43年7月、治安維持法違反の嫌疑で京都下鴨警察署に逮捕・留置され、44年3月、懲役2年の判決を受け福岡刑務所に送られました。1995年、没後50年を記念し同志社大学構内に「詩碑」が造られました。ソウルの延禧専門学校(延世〈ヨンセ〉大学校、ユンの母校)にも詩碑がありますが、ソウルに行った20年以上前、僕はこの碑に行ったことがあります。
間島(現・中国吉林省延辺朝鮮族自治州)生まれのユンは、同志社大学の自由な学風を堪能、宋夢奎(京大生。従兄)らと留学生活を送りました。43年7月14日、朝鮮独立活動をしていた宋と日本の朝鮮政策を非難し、他の留学生に朝鮮独立を訴えたりして逮捕されました。44年2月22日、尹東柱と宋夢奎は起訴され、3月31日に京都地方裁判所で日本国家の否定する考えを宣伝・扇動したで懲役2年の刑を言い渡され、福岡刑務所に収監され、45年2月16日、獄死しました。
「詩碑」には彼の代表作の「序詩」が刻まれています。<死ぬ日まで空を仰ぎ/一点の恥辱(はじ)なきことを、/葉あいにそよぐ風にも/わたしは心痛んだ。/星をうたう心で/生きとし生けるものをいとおしばねば/そしてわたしに与えられた道を/歩みゆかねば。//今宵も星が風に吹き晒さらされる>(僕はこの日本語訳に不満足です。例えば、碑の訳は「空」となっていますが、ユンが敬虔なクリスチャンであったことも勘案すればここは「天」にすべきではないでしょうか)
Smart Renewal History by The Room
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