編集長の毒吐録
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☆2019/3/10更新☆

「桜花」は機首に爆弾を搭載した海軍の特攻機の名前、戦争末期、母機に吊るされて目標付近で分離し発射された。搭乗員(一人しか乗れなかった)が誘導して目標に体当たりさせる。最初は、固体燃料ロケット(のちにモータージェットも開発)を作動させて加速、停止後は勢いで滑空し、相手艦に体当たりするように設計された。日本海軍は「本土決戦」の有力な兵器と見なした。終戦までに755機が生産され、55人が特攻死したという。航空特攻兵器としては世界唯一と言われる。

♪貴様と俺とは同期の桜 同じ兵学校の庭に咲く/咲いた花なら散るのは覚悟 みごと散りましょ国のため//・・貴様と俺とは同期の桜 離れ離れに散ろうとも/花の都の靖国神社 春の梢に咲いて会おう♪その曲と歌詞とで、戦争末期に広まったと言われて、日本軍を代表する軍歌といえようか。「みごと散りましょ国のため」として、「国のため」に死ぬこと称揚している。さらにいうなら、「靖国神社で再会する」という意の歌詞もある。

青い空に、満開の「寒桜」が映えていた。間もなく、春を告げる桜が咲くだろう。「櫻園」に何百本という桜が咲き、春の到来を教えてくれる。「散る」美しさの強調ではなく、「咲く」美しさを愛でたい。「櫻散る」の報せではなく、「櫻咲く」の報せを聞きたい。「櫻の園」で希望を語り合いたい。

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