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☆2019/7/17更新☆
<まっすぐに伸びた道で、参院選に寄せて>一方通行の狭い通りである一条通を東から西に歩いている。ということは、左は都、右は洛外ということになる。794年に造営されたとされる平安京の中央には、南北を貫く幅85メートルの朱雀大路があり、南端には正門ともいうべき黒澤明の映画で有名になった羅城門があり、北端は大内裏の正門である朱雀門につながっていた。東西南北には、50メートルから24メートルまで5種類の大路があり、12メートルの小路で街区は町(まち)に区画されていた。
平安京の北端が現在の一条通(当時は一条大路)で、南端は九条通。平安京の北端であった通り、平安中期以降は一条大路を越えて北へ市街地が拡大した。車社会の中で、現在の道は狭すぎる。だから一方通行になっているのだが、人びとはその狭さを逆手に取って暮らしている。「向こう3軒両隣」、暮らしの息遣いが伝わる。
しかしながら、「向こう3軒両隣」という「自助」は、例えば、「暮らしを支えることのできる年金の充実」「病になっても収入に見合う医療保険がある」という「公助」があってこそ成り立ち充実する。今のように、「年金財政がバクチに使われ巨額の損失が出る」「収入の能力をはるかに超える国民健康保険制度では困る」という政策では、「高齢社会」を支えられない。狭いまっすぐに伸びた狭い一本道ではあるが、選び取ったこの道を僕は歩む。
Smart Renewal History by The Room
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