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☆2019/9/19更新☆
<加藤周一は、1919年9月19日、東京で生まれた> 今日2019年9月19日は、加藤周一生誕100年にあたる。9月18日の『朝日新聞』の「声」は、“かみしめる 加藤の言葉”をつけて拙稿を載せてくれた。以下はその全文。
評論家の加藤周一(1919〜2008)は、19日で生誕100年になる。/僕は19歳で謦咳に接し、20代で「言葉と戦車」に触れ、30代に「日本文学史序説」で驚いた。40代以降、加藤を京都で囲む「白沙会」で交流した。 1984〜2008年、加藤は本紙夕刊に「夕陽妄語」を執筆。02年6月24日付「それでもお前は日本人か」では、加藤は〈昔一九三〇年代の末から四五年まで、日本国では人を罵るのに、「それでもお前は日本人か」と言うことが流行っていた〉と述べた。それは多くの日本人のふるまいだった。
続けて、「日本人か」と迫られた仏文学者白井健三郎が「いや、まず人間だよ」と答えた場面にふれる。国民が「それでも日本人か」でなく「それでも人間か」と言うようになれば、〈はじめて、憲法は活かされ、人権は尊重され、この国は平和と民主主義への確かな道を見出すだろう〉と書いた。
戦争や差別をあおる風潮がある今、この言葉をかみしめたい。
Smart Renewal History by The Room
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