
| 2013/2/6 | 土曜日の夜に嬉しい電話がありました。一ヶ月に一度近況報告と困ったことを相談に来る青年からです。就労一年目です。 企業に勤めて、支援学校で学んだことどおりに行かず悩むことや、上司から注意され落ち込むことや、「有給休暇」の使い方の意味がわからず困っていることなど、悩みは次々と沸いてきます。 仕事のことだけでなく、家族とのトラブルもあります。社会人として生きていくことのたいへんさを一緒に「しんどいね」「たいへんだね」と聞かせてもらうのが私の仕事。 今月は来たとたん、「二つの見せたいものがあります」と。一つは、なんと私と一緒のipadmini。あたり前ですが、私よりずっとうまく使いこなし、特にスケジュール管理はカンペキでした。そしていろいろなアプリを教えてもらいました。 今まで毎日何をしたか書くことはなかったのですが、これで一日の出来事を書いていますと。もちろん、次回の予約もしっかりと記入。自分の給料で手に入れた達成感は格別のもののようでした。しかも、使いやすいミニが出るまで待っていたことに脱帽。私のようにセッカチではありませんでした。 そしてもう一つは「アビリンピックに出る」とパンフレットを見せてくれました。パソコンの入力の技術を競う部門にです。家で練習もしているとのこと。土曜日が当日だったのです。 そして夜の電話は見事入賞したというもの。そして努力賞をもらったとのこと。努力した甲斐があっての入賞なので、嬉しさもひとしおだったようです。 働き甲斐を感じながら仕事をすることは障害のある仲間にとって簡単なことではありません。単純な仕事であったり、難しくて困ることもあります。この青年も職場から逃げ出してしまったことも数回ありました。 でも、仕事以外の場で、楽しいことややりがいのある事が用意されていると、生活に彩ができるのではと思います。あたり前のようですが、ここがなかなか難しいので、仕事が途中でイヤになったり、やめてしまうこともあるのではないでしょうか。 仕事、暮らし、人間関係がうまく絡み合って、スムーズに廻っていくと良いのですが・・・。月1回、いろいろ話を聞くこともそのスムーズに廻っていく潤滑油なのかもしれません。 昨晩、職場のシニアの女子会を開催し参加しました。うちの職場は圧倒的に20代なので、シニアは少数派です。おいしいお酒と肴の店で、ゆったりと愉快に「どのように高齢期を過して人生を終えるか」を話し合いました。人生の潤滑油でした。(いけぞえもと) |